残暑お見舞い申し上げます。
このところ自然災害が多くて気分が落ち着かず、私のPCのトラブルもあって更新ができないまま、旧盆が過ぎてしまいました。昨夏は体調をくずしましたが、今夏はまずまずです。
少し前になりますが、夫婦で3泊4日のプチ旅行をしてまいりました。
5年前にも鹿児島へ行き、その時はご先祖様の墓参りと知覧武家屋敷や特攻記念館、開聞岳のある薩摩半島などをまわりました。

今回は夫の計画提案で、1日目は肥薩線に乗り、2日目は桜島をめぐることにしました。
以下ご報告です。
肥薩線の部
8月6日 朝早く鹿児島中央駅から九州新幹線「つばめ」に乗った。
左の地図のコースで新八代駅までしか開通していないが、これがなかなか快適だった。座席は右に1席、左に2席で、とてもゆったりしており、御覧の通り、木をふんだんに使って窓の日よけも竹のすだれ状で、とても自然な感じがよかった。
客室乗務員の女性たちはとても気遣いが細やかで、感じのよい人たちばかりだった。彼女たちは肥薩線にも同乗した。
鹿児島中央から新八代まで景色もよいのだが、ひとつ欠点はトンネルが多いこと。
あっ、海だ、と思う間もなくすぐにトンネルに入ってしまうので、なんだかな~とちょっと興ざめ・・・。
それでも、新八代に着いて,そこから肥薩線に乗り換えた。
週末は右写真のようにSLが走るが、本日はなし。
しかし特急「くまがわ」もなかなか趣のある列車だ。清流球磨川のゆうゆうとした流れを見ながら
走る愉しさ!
お弁当は八代で購入した「鮎屋三代」。あまりのおいしさに鮎の頭からしっぽまで、ご飯ひとつぶ残さず食べつくした。 JR九州では駅弁ランキング3年連続1位だという。
八代駅で夫の分も買おうとしたら、夫は「あわてるな、僕は人吉に着いてから買う」と言っていたが、人吉では売っていなかった。
いまどき珍しい駅弁立ち売りのおじさんが「あれは八代でしか売っていません」と言う。
「あらー、残念」と言ったら、おじさん憤然として「人吉の鮎ずしもうまいんです!!!」。
夫は「たしかに鮎ずしもうまいが・・・」と、「鮎屋三代」を食べそこねたた悔しさをにじませた。(みなさん、「鮎屋三代」を買うならぜひ八代か、新八代でね。もちろん鮎ずしもうまいけどね)
さて、人吉駅に着いたら、
こんどは「いさぶろう・しんぺい号」に乗り換えである。
鉄道開通に功績のあった、山県伊三郎と後藤新平の名前をもらって「いさぶろう・しんぺい号」と名づけられた列車だ。
赤くてかわいいでしょう。内部もほとんど木でしつらえられており、
途中に展望するためのスペースが設けられている。
人吉駅から吉松駅までは急峻な山道を登るため、スイッチバックと大畑(おこば)ループ線が設けられている。
途中の駅はすべて4、5分ずつ停まってくれて、特にパノラマの美しい場所では、駅でないところにも停まってくれた。
左手に霧島連山、右にはもっと晴れていれば桜島が見えるはずだったがこの日は雲に隠れて見えなくて、撮影に夢中の夫は残念がっていた。
左の人物がご本人です。
肥薩線はこれら雄大な景色のほかに、木造駅舎が多いことでも知られている。
近年、スローライフの見直しでローカル線の旅が注目され、これら辺鄙な場所のつつましやかな木造駅舎がひそかな人気を呼んでいる。
私たちの肥薩線の旅の目的はそこにもあった。
すぐちかくの座席にに高校生くらいの少年がひとり乗っていて、忙しく時刻表を調べたり、車内や駅の案内放送を録音したりしていた。
訊いてみると鉄道が趣味なのだという。
きっとお父さんお母さんのお許しをもらって、一人旅をしているのだろう。
駅に着くと、あちこち走り回って写真を撮ってくる。
面白いので私もこの鉄道少年のあとにくっついて、カメラを持って、いくつかの駅周辺を走り回った。
さすがに疲れた。
でも、どの駅も涙が出るようななつかしさがあった。
吉松駅で今度は「はやとの風号」に乗り換える。これも、レトロな列車だ。
これで鹿児島中央駅へ戻ればひとめぐりすることになる。
途中に「嘉例川駅」がある。ここも5分ほど停まってくれた
この駅はぜひ見てみたかった。明治36年に建てられた当時のそのままの姿だ。
肥薩線のどの駅にも共通することは、地元の人たちが駅を愛し、きれいにお掃除したり花などをかざって、旅行者たちが気持よく過ごせるように心をこめている点だった。
そして、JR九州がさまざまなサービスに努め、とても努力をしていることにも感心した。
さて私たちは「隼人駅」まで降りてきて「鉄男君」に別れを告げた。
いよいよ錦江湾に桜島が見えてくると、夫は何十枚写真を撮ったでしょうか。
このあとレンタカーを借り、フェリーで桜島へ渡り、国民宿舎レインボー桜島に宿泊することにした。ここは食事がおいしいのです。
桜島は
噴煙で私たちを迎えてくれた。
借りてからわずか14、5分でこのとおり灰だらけで真っ白になってしまったレンタカー。
今夕はゆっくり温泉につかって、灰を落としました。
次回予告 桜島めぐり
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